インドネシアで「770円フィーチャーフォン」が登場 Alfamartで2019年3月迄に販売開始

12月4日、Googleはジャカルタで『Google for Indonesia 2018』を開催した。

その中で同社は、新型フィーチャーフォン『WizPhone WP006(以下WizPhone)』を発表した。KaiOSを採用したWizPhoneは、Googleアシスタントを使用した音声操作にも対応する。

この端末の価格は、9万9000ルピア(約770円)である。

超格安ケータイの衝撃

インドネシアでのスマホの価格は、徐々に下がってきている。

100万ルピア(約7700円)もあれば、メッセージアプリを利用できる程度の機種を買うことができる。これがフィーチャーフォンならば、50万ルピア(約3800円)以下の機種も存在する。

だが、10万ルピアを切る低価格で売られている機種はない。

今やローエンドモデルのスマホは大型化し、ベゼルも細くなった。性能も飛躍的に向上しているが、WizPhoneはRAM512MB・ROM4GBのフィーチャーフォンだ。このような機種を今発表する意図は、どこにあるのだろうか。

Googleアシスタントを採用

WizPhoneはGoogleアシスタント搭載機種である。

Googleアシスタントがインドネシア語に対応したのは、今年4月のことだ。これにより、インドネシア語でGoogleのAI音声デバイスを活用できるようになった。

AIアシスタント機能は、低価格機種にも採用できる。声で操作できれば、画面のタッチパネルを省略してしまうことも可能だ。

また、WizPhoneには背面カメラが搭載されており、これとプリインストールのアプリを組み合わせて、Alfamartでのバーコード・QRコード決済ができるという。

キャッシュレス決済普及が目的か

WizPhoneは来年3月までに全国のAlfamartで発売される予定だ。

この端末は、農村部や地方島嶼部でのキャッシュレスシステム普及を促すきっかけになるかもしれない。

農村部でも電子決済が解決できる問題は多い。現金を持たずに商品のやり取りができれば流通も効率化し、それに起因する地方間格差も徐々に解消される。

Alfamartは単純に端末を売るというよりも、この端末が普及することで拡がる電子決済サービスの普及も目指していると思われる。どの程度売れていくのか、注目が集まる。

【参考・動画】
Cuma Rp 99 Ribu, Ini Tampilan Ponsel yang Dijual Google-YouTube