【大きく変わるジャカルタの空港・後編】第3ターミナルへ移転する日系航空会社

ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ国際空港には3つのターミナルがある。

去年グランドオープンを迎えた第3ターミナルは、各クラスに対応したラウンジから、吉野家や丸亀正麺等の日系飲食店、おしゃれなレストラン・カフェまで幅広い種類の施設を揃えている。各航空会社も現地航空当局の許可が下り次第、第3ターミナルへの移転を進めている状況だ。

その中で、JALとANAも第3ターミナルでの運行が決まった。

JAL・ANAの第3ターミナルへの移転

JALの第3ターミナルでの運行は、10月26日から始まった。

これに伴い、チェックインカウンターも移転した。3階C1~6がJALのカウンターである。フライト時刻まで待機するためのラウンジは、エコノミークラス搭乗客は『Saphire Lounge』(有料)を、ビジネスクラス搭乗者は『Garuda Indonesia Business Class Lounge』をそれぞれ利用できる。

JALは、ガルーダ・インドネシア航空の日本直行便のコードシェアを10月に開始した。この提携に関してはガルーダ航空運行の羽田〜ジャカルタ便、JAL運行の成田〜ジャカルタ便、成田~バリ便が対象となっている。

ジャカルタ発着の2便は、いずれもスカルノ・ハッタ空港の第3ターミナルを利用することになる。

さらにANAも、11月12日から第3ターミナルでの運行を開始する。大手日系航空会社がほぼ同時期に第3ターミナルへ移転する話題は、各旅行メディアも大きく報じている。

なお、第3ターミナルから他のターミナルへの移動はスカイトレインが便利だ。第3ターミナルより第2ターミナルへは5分で移動することができ、15分に1分程度の頻度で運行されている。インドネシア国内線から第3ターミナル発の便へ乗り継ぐ場合、予め空港敷地内の移動時間を見込んでおく必要がある。

第4ターミナルも建設予定

当初はスカイチーム所属の航空会社を優先に進められていた第3ターミナル移転であるが、将来的には全ての国際線がこのターミナルに集約される予定だ。

また、国営の空港運営企業であるアンカサ・プラ2は、計画されている第4ターミナルの設計入札を近く行うと11月7日に発表した。この施設が完成すれば、年間4000万人分の集客キャパシティーが追加される形になる。

さらにこれとは別に、ジャカルタ北部の海岸に新しい国際空港を建設する計画がある。

これらの計画が順調に進めば、施設内に入るホテルや飲食店等も求められる。外資企業の参入機会も大きいはずだ。

【参考】
Kemegahan Bandara Soekarno Hatta 2018 | Luxury Soekarno Hatta Airport 2018 | Terminal 3 Ultimate-YouTube