ニュースメディア「Kumparan」へのGo-Jekの出資と、Grabとの投資競争

9月8日、配車アプリサービスGo-Jekのベンチャーキャピタル部門であるGo-Venturesが、ニュースメディア『Kumparan』への出資を発表した。

KumparanはWeb版とアプリ版があり、NewsPicksのようにユーザーがニュースをピックアップし、コメントを入力する仕組みを備えている。NewsPicksと違うのは、ユーザーがニュース記事自体を投稿できるという点だ。

記事執筆には個人審査が必要

Kumparanで執筆する記事は個人ブログではなく、誰でも配信できるわけではない。

Kumparanは執筆希望者に対して審査を行っている。本名や連絡先、SNSのアカウントの他、KTP(住民登録証)の番号も申請しなければならない。フェイクニュース対策にはインドネシア情報通信省が神経を尖らせており、その指針に反した場合はブロック措置の可能性もある。

だが記事執筆を希望せず、あくまでも配信記事の閲覧だけなら審査は必要ない。

Kumparanが配信するニュースはオールジャンルであるが、目立つのはヨーロッパサッカーの話題である。「KumparanBOLA」という、サッカーセクションも設けている。この国では、サッカーの話題は他のスポーツ競技と区別しなければならないほどバリューが大きいのだ。

また、KumpranのYouTubeチャンネルは10月2日時点で、約13万人が登録している。

GojekとGrabの投資競争

配車アプリサービスでGo-Jekと競合するGrabだが、インドネシアへの投資を目的としたベンチャーキャピタル『Grab Ventures』を8月末に発表した。今後3年の間に、創造経済庁や情報通信省と連携し、スタートアップに総額3兆ルピア(約230億円)の投資を行う予定だ。

これはGo-JekとGrabによるスタートップへの投資競争が今後より加速していくということだ。投資されたサービスは、Go-JekとGrabそれぞれのアプリと事業提携していくことが予測され、Go-JekとGrabのアプリによる決済及び、可処分時間の奪い合いの競争となっていくことだろう。

【参考】

Kumparan
Melihat Lebih Dekat Kemilau Honor 9i-YouTube