ロンボク島震災と被災者支援プロジェクト

8月5日に西トゥンガラ州ロンボク島を襲った地震は、500人以上の死者を出す大災害となった。

今も島民の1割にあたる約35万人が避難しているという。政府は今後、被災者への復興支援に加えて国内の建造物の耐震化も本格的に検討しなければならないだろう。インドネシアは日本と同様、環太平洋火山帯に沿った島国だ。今後、インドネシア国内でマグニチュード7以上の巨大地震が発生する可能性は決して少なくはない。

倒壊したモスクも

今回の地震による被害は、ロンボク島北部に集中している。

揺れは西隣のバリ島にも伝わっている。今回は津波の被害はなかったものの、7月から続いた地震でロンボク島では数万の家屋が倒壊した。西ヌサ・トゥンガラ州はイスラム教徒が多数派の地域であるが、モスクも被害を受けている。

注目すべきは、インドネシアの地形である。島国であることはもちろんだが、同時にインドネシアは山の多い国だ。山間部には未だ公的な援助が行き届かない集落があるという。

BMKGが公式アプリを配信

インドネシア気象気候地球物理庁(BMKG)の公式アプリ『Info BMKG』というものがある。

このアプリでは、地震を含めたインドネシアの自然災害の発生状況を逐次掲載している。インドネシア全土で間近に発生した大小の地震も、Googleマップとの連携で震源地をガイドする。また、デマ情報の拡散を防ぐためのBMKG公式発表もこのアプリで知ることができ、画面構成も非常に見やすい。

Android版iOS版の両方が用意されている。

クラウドファンディングで支援プロジェクトも

ロンボク島を襲った巨大地震を受けて、インドネシアでは募金活動が活発化している。

現地クラウドファンディング『Kitabisa.com』では、ロンボク島の被災者を対象にしたプロジェクトが複数出ている。被災者を対象にしたものもあれば、倒壊したモスクの再建を目指すものもある。インドネシアのクラウドファンディングは社会貢献活動を前面に押し出すプロジェクトが多く、災害が起これば即座に被災地支援キャンペーンが開始される。

ちなみに、Googleで「Lombok Donasi(寄付)」と検索すると、一番最初に出てきたのは以下のページだ。やはりKitabisa.comのプロジェクトである。

https://kitabisa.com/lombokberduka

ロンボク島では余震が続いており、しばらくは警戒が必要だ。

【参考・動画】
Video Amatir Detik-detik Gempa Kembali Guncang Lombok-YouTube
Kitabisa.com