アジア競技大会2018 (特集第2回) インドネシア人の活躍に期待!重量挙げと柔術

8月18日よりインドネシアで開催されるアジア競技大会は、選手にとっては「オリンピックの試金石」という意味合いがある。

この記事では、インドネシアが強い重量挙げと、今大会から正式種目となる柔術について書こうと思う。

インドネシアは「重量挙げ大国」

インドネシアは、重量挙げで世界的選手を輩出する国である。

2016年のリオデジャネイロ五輪では、女子48kg級でインドネシアのスリ・ワヒュニ・アグスティアニが銀メダルを獲得した。記録はスナッチ85kg、クリーン&ジャーク107kgの合計192kg。今回のアジア競技大会でも好記録が期待されている。

現行の重量挙げは、スナッチとクリーン&ジャークの2種類のリフティングでの試技が行われる。2014年の仁川大会でのスリ・ワヒュニの記録はスナッチ80kg、クリーン&ジャーク107kgだった。リオ五輪では、スナッチの底上げが銀メダル獲得につながった。

重量挙げ競技全体で見れば、スリ・ワヒュニが出場したリオ五輪女子48kg級の表彰台選手は全員アジア人である。アジア競技大会の重量挙げは五輪に勝るとも劣らないレベルになるだろう。

会場はジャカルタ・インターナショナルエクスポ。競技は8月20日~27日に行われる。

メダルラッシュ期待の柔術

今回のジャカルタ大会から、柔術が正式種目になった。

これは柔道とは違い、関節技が主体の格闘技である。実はこの競技でも、インドネシア選手の活躍が期待されている。

7月に東京で開催された柔術の大会アブダビ・グランドスラムで、インドネシア選手団は合計9個のメダルを獲得した。そのうちの5個が金メダルである。

インドネシアに柔術を普及させた人物は、かつてグレイシー一族の門下生だったニコ・ハンである。現在はバリ島を中心にした柔術ネットワーク『Synergy』を運営している。

ハンはインドネシア大都市のショッピングモールで柔術の大会を開催し、若者の目を新しい競技に向けさせた。インドネシアの柔術選手の道着には、必ずと言っていい確率で勾玉を模したSynergyのロゴマークが縫い付けられている。

今回のアジア競技大会に参加する選手は、ハンの教え子たちだ。

柔術競技はJCC Assembly Hallで、8月24日〜26日の開催である。

【参考・動画】
ENAM PLUS: Detik Detik Sri Wahyuni Meraih Perak-YouTube
Timnas Jiu Jitsu Indonesia Bawa 5 Emas dari Jepang-YouTube