インドネシアでも自動車修理をオーダーできるアプリが成長中!

7月3日、インドネシアのスタートアップ『Montir』がシリーズAの出資を獲得した。東南アジアのベンチャーキャピタル『Wast Ventures』からの資金調達である。

Montirが手がけているのは自動車のアフターケアサービスだ。タイヤやオイルの交換、洗車、故障対応、さらにはボディーのカラーリング変更にも対応する。

現在のインドネシアでは、まさに必要不可欠のサービスと言えよう。

地域をまたいだサービス

インドネシアでは全国どの町にも、必ず自動車修理業者が存在する。

それらの多くは会社とも言えない個人事業主で、事故が起こったらどこからともなく現れて全損車両を回収する。ここから使えるパーツを取り出して、別の修理案件に回すというイメージだ。

彼らは地元の人脈を把握しており、何かと融通も効く。その地域に住んでいる人にとってはありがたい存在でもあるが、逆に言えばそれ以上に組織立っている自動車修理業者が少ないということでもある。複数の地域をまたぎ、広範囲に普遍的なサービスを実行できる業者がまだ多くないのだ。

Android端末向けのアプリを提供しているMontirは、配車サービスのような感覚でいつでも呼び出せるのが特徴だ。見積もりもアプリ内で提示する。また位置情報と連携するため、路上でのトラブルの際も安心して利用できる。

Go-Jekも自動車修理サービスを

「複数の地域をまたぎ、広範囲に普遍的なサービスを実行できる業者がまだ多くない」と先述した。しかし、そうした業者がMontir以外にまったくないかといえば、決してそうではない。

Go-JekはすでにGo-Autoのサービス展開を実行している。これもスマホアプリから自動車修理のエンジニアを呼び出せる。成長著しいGo-Jekの多角化を象徴するサービスの1つだ。

現在インドネシアの国土を走っている自動車の多さから考えると、こうしたカーメンテナンスサービスの需要は大きい。多くの企業が参入して競争していくことは、サービスのクオリティが高まっていくことに繋がっていくだろう。

【参考・動画】
Montir
Testimoni Customer Montir.id - Mira-YouTube