ペットボトルをGo-Payポイントに交換するキャンペーンがスタート

ゴミ問題と電子マネー。一見、まるで関係のない両者である。

しかし、電子マネーがインドネシアのゴミ問題を解決するかもしれない。

4月から、インドネシアでは「#TrashForCash」キャンペーンが始まった。これはGo-Jekが提供する電子マネーGo-Payと提携し、ある一定量のペットボトルを回収するとGo-Payの残高にそれが反映されるというものである。

ペットボトルがGo-Payに反映

4月から今年10月までの毎月25日~30日、#TrashForCashキャンペーンではペットボトル回収を行う。

330mlのボトルは1本30ルピア、1200mlのそれは70ルピア分のGo-Pay残高に交換される。その際、5000ルピア分以上のペットボトルを持参するのが交換条件だ。

このキャンペーンには不動産大手Agung Podomoro Land社をはじめとする大企業が参画している。インドネシアが目指す2020年ゴミ撲滅運動に向けた取り組みとして、国内外のメディアもこれを大きく取り上げている。

現時点では半年間限定のキャンペーンであるが、評判次第では継続的な運営もあり得るのではないか。

ゴミは資源

前ジャカルタ州知事は、川に堆積したゴミを取り除くために軍を動員したことがある。

各地域でも、ゴミは分別されずに放置されることがよくある。カンとビンとペットボトルを一切区別せずにゴミ箱に入れる、ということも珍しくない。

その中で、いかにゴミを回収するか。東ジャワ州マランでは、一定量のゴミを提出すれば診察を受けられる病院が登場した。この病院を運営するガマル・アルビンサイド医師は、功績が認められてイギリスのチャールズ皇太子から表彰された。

インドネシアでも、「ゴミは資源」という事実を啓蒙する活動が求められているのだ。

注目すべきは、環境問題に対してGo-Payのようなフィンテックが役割を果たし始めているという点だ。

電子マネーの普及は、官民が一体となった社会事業を強く後押ししている。

【参考・動画】
Yuk! Kumpulkan Sampah Agar Dapat Saldo Go-Pay-YouTube
Garbage Clinical Insurance - Gamal Albinsaid-YouTube