Samsung Galaxy S9がインドネシア部品調達率を達成か

Galaxy S9の発売は3月中旬と見られており、2018年のインドネシアのスマートフォンのハイエンドモデルは、iPhoneとGalaxy S9に二分されていくかもしれない。

2月25日に開催されるSamsungのイベントでGalaxy S9が発表されると報道されている。

Samsung自身がGalaxy S9を発表すると明かしているわけではなくGalaxy S9という機種名も現時点では仮のものだ。

具体的なスペックも未公表で、現時点で分かっていることは、どうやら背面カメラの絞り値を変更できる機能を備えるらしいということくらいだ。

すでにTKDNを達成

インドネシアにおいてこうした話題で注目するべきことは、同国産業省にスマートフォン製造メーカーが提出している「TKDN達成証明書」だ。

TKDN、すなわち国内部品調達率は4Gスマホの場合、3割を超えていなければならない。その上で初めて市場流通が認められる。

Kompas.comのテクノロジーセクションの報道によると、産業省にSamsungの関連企業から「SM-G960F」と「SM-G965F」というふたつの端末が申請され、すでにTKDNを達成しているという。

この両機種は、ともに31.7%のTKDNである。インドネシアに法人を置く各外資系メーカーは、大まかに30.5〜32%の間で製品開発に取り組んでいるというのが現状であり、31.7%は平均的な数値と言えるのではないか。

「iPhoneキラー」の本気度

このSM-G960FはGalaxy S9、SM-G965FはGalaxy S9 PlusだということがKompas.comの記事に書かれている。

Galaxy S9の発売は3月中旬と見られており、最初の各国同時発売日の枠にインドネシアも入るとしたら、この話題は今以上に盛り上がるはずだ。

去年発表されたiPhone8とiPhoneⅩは、Appleでの発表会後にTKDN証明書類が確認された。決して遅いタイミングではないが、今回のGalaxy S9の場合は製品自体が発表される前の申請登録である。

インドネシアにおける「iPhoneキラー」の本気度が窺える。

2018年前半のスマホ情勢

現状、インドネシアのハイエンドモデルで最も注目を浴びやすい位置にあるのがiPhoneとGalaxy S9だ。また、ミドルエンドモデルではOppoの『CPH1801』が話題を引っ張るだろう。こちらも産業省にTKDNを申請したばかりのもので、CPH1801というのも型番である。現在すでに発売されているF5シリーズも、まだしばらくは主流であり続けるだろう。

ローエンドモデルでは、Xiaomiの『Redmi 5A』が今年の半ば頃までは主要なポジションに留まると筆者は考えている。また、同時に注目するべきことは軽量版Android搭載機種がいつ発売されるのか、それがインドネシアで受け入れられるのかということだ。

【参考・画像】
Kompas.com
Samsung