インドネシアの空の足・航空会社8社の特徴まとめ

1.遅れにくくビジネス利用向き!国営ガルーダ・インドネシア航空

 唯一、成田・羽田・関西国際空港からジャカルタやデンパサール(バリ)への直行便があるインドネシアの航空会社。機内の軽食や飲料水の提供があるフルサービスキャリアです。日本からは機内ビザ手続きなどのサービスで、ANAやJALとの差別化をしています。

 むろん、国内線も充実。インドネシアの航空会社で最も遅れにくいキャリアだそうで、ビジネス利用者が多いです。利用頻度が高い人は、マイレージプログラム「ガルーダ・フリークエントフライヤー」への参加をおすすめします。

 インドネシアのナショナルフラッグキャリアですが、事故も起きています。2007年にはジョクジャカルタでオーバーランして水田に突っ込み機体炎上、27人が死亡した事故が起きています。07年から09年の間は、安全性に問題があるとしてEU域内の乗り入れを禁止されていました。

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2.シェアトップの成長キャリア!ライオンエア

 最も利用者が多く、航空市場40%以上のシェア率を誇るインドネシア最大の格安航空会社(LCC)。1999年に設立。以降、国内旅行市場の拡大とともに成長した航空会社と言われ、国内主要都市だけでなく、シンガポール、クアラルンプール、ペナン、ホーチミン、さらにはサウジアラビアのジェッダにも国際線を就航しています。

 設備投資にも力を入れています。保有機材数は現在100機未満ですが、今後の市場成長を見込み、米ボーイング社などに500機以上の飛行機を発注中。

 安全性については、2013年4月にバンドンーデンパサール便が着陸時にオーバーランし、機体が折れた事故(死者はなし)が起きたことを覚えておきましょう。

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3.インドネシアらしさが楽しめる!バティック・エア

 ライオン航空の子会社で、機内エンタテイメントもあるフルサービスの航空会社。2013年5月に就航開始したばかりで、7月現在、就航都市は国内9都市のみ。

 乗組員もジャワ式クバヤ、機体にバティック模様がふんだんに使われているので、インドネシアらしさを味わいたい方におすすめ

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4.激安プロモが魅力!エアアジア・インドネシア


 おなじみマレーシアの格安航空会社のインドネシア子会社。国内16都市に就航しています。クアラルンプール経由で日本、タイ、シンガポールなどのアジア諸国への移動も便利。日本と同様、「ジャカルタースラバヤ間が555ルピア(5円)」といった激安プロモもたまにあります。

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5.東部の移動はこれ!国営ムルパティ・ヌサンタラ航空

 1966年に設立した国営航空。本社機能は南スラウェシ州マカッサルにあり、パプア地域やマルク、スラウェシ島など東部インドネシア地域、東ティモールのディリにも就航しています。また、日本への就航も目指しており、日本人パイロットやキャビンアテンダントの採用にも力を入れているようです。

 安全面については、2011年5月に、西パプア州カイマナ沖で墜落し、乗客ら27人が死亡した事故が発生したことを覚えておきましょう。
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6.スマトラ域内が便利に!スリウィジャヤ航空

 スマトラ東部で栄えたスリウィジャヤ王国から名付けたLCC。スマトラ島を中心に、パプアなど東部インドネシアをカバーしています。機内無料の軽食サービス付き。ジャカルターディリ(東ティモール)便も運行開始しました。

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7.マンダラ・タイガー航空

 2011年1月13日、格安航空会社 (LCC)との競争激化や国際線進出で経営が悪化し、ジャカルタの商業裁判所に債務返済の一時猶予を申請し、会社更生手続きを取るとともに、すべての運航を同日から停止した。その後シンガポールの格安航空会社 (LCC)「タイガー・エアウェイズ」が33%の株式を取得し、2012年2月にインドネシア航空当局から航空運航事業許可 (AOC)を認可された。2012年4月5日から、ジャカルタ-メダン線、4月20日からシンガポール-メダン線の運航を再開させた。
 wikipedia「マンダラ航空」より

 こちらはたまに片道料金で往復チケットのプロモーションという、他の旅行会社とは違う割引をやっています。
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8.シティリンク

 ガルーダ航空の小会社の国内線専用LCCで、現在スマトラとジャワを中心とした22都市に就航。2012年にロゴ、乗組員のユニフォームが一新したばかり。

 ウェブサイトでチケットを購入する場合エラーが出やすいため(2013年7月現在)、旅行代理店で購入するのがおすすめ。
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最後に

 複数の航空会社の料金・ダイヤを調べたい場合は、比較サイト「Traveloka」がおすすめ。国内各地、クアラルンプール、シンガポール間の料金がざっと調べられます。一週間分の料金比較も容易なので、日程調整の参考材料にもなります。

 また、天候や機材の関係で便が欠航になることもしばしばあります。欠航で次の便まで待たなくてはならなくなったときのことを考慮し、目的地への便数が多い航空会社のチケットを選ぶとよいでしょう。


 このほか、地方でのみ運行している航空会社などもあります。地方に行った際、空港に待機している航空機をチェックしてみましょう。